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似合うと好きだけで埋まったシンプルなクローゼット
苦手意識があったり、実際にやってみるけど納得いくほどの状態にできない。
情報収集しても、自分にとってあっている方法は無いように思う。
または、情報通りにやってみたのに、どうしても上手くいかない。
それでも、やっぱり出来るようになりたい。
そんな時、あなたならどうしますか?
センスは教養。獲得していくもの。
読み書きだって、何もせずにできるようになるひとはいませんよね。
装いのセンス、美しいバランスを選び取るセンス、それらは天性の感性ではなく、様々な経験や訓練によって培われたものです。
自転車や縄跳びと似たようなかんじかもしれません。
きれいのレッスンは、自分自身のプロデュースが出来る人になっていただくことを目標に、全てのレッスンが作られています。レッスンは楽しくあっという間に時間が過ぎますが、内容は専門的であり、かつ個人に特化しています。
その個人特化を、究極にしたのがリピーターズレッスン。
きれいのレッスンのリピーターズレッスンは、基本講座である骨格診断とパーソナルカラーなど見た目の似合うが全て分かるフルブラッシュアップ講座、ヘアメイク講座、姿勢ウォーキング講座のそれぞれのレッスンに付随する内容で自由に内容をご相談いただける完全オーダーメイドレッスンです。
リピーターズレッスンは訪問レッスンも可能です
先日は埼玉県にお住いのクライアントさまのお宅に訪問させて頂き、リピーターズレッスンを行いました。
お申込み時のご要望はこちら。
- 共働き、お子さんが小さい
- 仕事服はややきちんと感が必要
- 今後どうしたいかもわからず悩む
- 方向性を一緒に見つけて欲しい
- 靴選び。合う靴が見つかりにくい。似合う靴が知りたい
- お店で実物を見ながら選び方のテェックポイントを学びたい
- 自宅で手持ちの服を見てコーディネート、買い足しの提案
まだ秋物には時期が早いこと、お手持ちのワードローブの整理がしたいこともあり、最初にご自宅にお伺いしてコーディネートと買い足しのご提案をさせて頂くことになりました。
こんな感じにクローゼットのお洋服と、バッグと靴と。
アクセサリーやベルト、小物に至るまで全て出してくださっています。
この時のレッスンでは、実際に服を着て頂いたり小物を組み合わせたりしながら、疑問点の多いサイズ感やシルエットのポイントも確認していただけました。
クローゼットの中身の全てを持ち歩こうとしても無理ですが、訪問レッスンなら着ようと思えば全ての物を着て試すことが出来ます。お直しのご提案も具体的にできますし、見たままですのでコーディネートのご提案も次々に出来ます。とても効率的ですよね。
また、修理のことやお手入れについてもご相談がありましたので、そちらについてもご提案させて頂きました。
『一年で使い捨て』だと思って割り切って毎年買い替えていた服も、簡単なお手入れで綺麗になり、問題なく着られるようになるのです。ご相談いただけて良かった!
靴の選び方が難しい理由も、実際の足と靴を拝見させて頂くことで分かったので、幾つか足に似合いそうなブランドをお伝えしましたが、お買い物同行の時にも詳しく見られたらと思っています。
こうして実物で全身コーディネートをすることで、お話がとても具体的になります。レッスン前には今後どうしていけば良いのか具体的には定まれてないということもお悩みの一つでしたが、自分が何が好きで何を大事にしていきたいか具体的に見えてきたご様子。
今年の目標は、質の良い永く愛せるとっておきの小物をワードローブに招き入れ、服は『自分ベーシック』を作ろうということになりました。
これからじっくり作戦会議が続きます。
ショッピングアテンドも楽しみです。
クローゼット育ては人格みがき
よいお買い物をする為には、人間関係と同じように考えていくことだと私は思っています。
物を招き入れるときも、使う時も、手放す時も、あなたが大事にしている人たちの顔を思い浮かべて。同じように接するんです。
大事にしたい、私にはあなたが必要だ、大好き、来てくれてありがとう、出逢ってくれて嬉しい、ずっと仲よくしよう、いつもお世話になってます、何かしてあげたい、労わってあげよう、これからもよろしくね、ずっと一緒に居たかったけど、今までありがとう。
そうすると、装いに自分らしい心地よさが滲み出てくるのを感じることでしょう。
価値観が磨かれ、いつの間にか洗練されて所作まで変わってきます。
物に対しての行いは、その人の価値観をそのまま表すものだと実感します。
装いを見直すということは、自分自身をよく見つめなおすこととイコールですね。
だけど本当の目的はそれだけじゃない
買う時によく考えて買った物を大事にすれば、資源を無駄に使うことも無くなり、廃棄物も減らすことができますから地球環境にも貢献できます。
きれいごとを言うのではありません。
これは服を自由に買うことが出来る国に住む、私たちみんなの本気の課題です。
どんどん買う私たち消費者を獲得しようと企業が暴走しあい、貧困国では悲しい環境破壊や過重労働を強いられる人たちを次々に増やしていますが、これを悪循環のもとに生み出している当事者は、まず購入者である私たちです。
売ろうとする企業が悪いのか消費者が悪いのか、そういう責任論ではありません。どちらにも同じ位の責任があるからです。どちらも良い悪いを言うのではなく、しっかり考えていかなくてはいけないのです。
SNSに、ネットの煌びやかさに踊らされてばかりでいいのか。買っては足し、安いからとすぐに捨て、自分の家はスッキリと。断捨離という言葉を使うことで、言い訳をしているだけになっていないか。
安いものを買うのだから、無駄使いのレベルではないと思いちがっていないか。お金がまわるのだから、経済の循環になるから良いことだと勘違いしてはいないか。
私たちはよく考えて、そして何をするにも責任を感じて行動しなくてはいけません。
自分の軽い行動の向こう側に何があるか。
そうしないために、何が出来るのか。
そういうことを、仕事をさせて頂くことを通じて、もっと伝えていきたいと思うのです。
もちろん子供たちにも伝えていく使命感をもっています。
みなさんは、いかがですか。