小正月(こしょうがつ)を過ぎると、いよいよ春も近く感じられます。
まだ寒いですが、春を意識したい。
でも春物は寒すぎて着られない。
そんな、着るにも困る今の時期は「ある特別な理由」で、良いお買い物が出来るかもしれない時期なのですよ♪
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どんな時期なの?
服飾の業界も大体は1月15日の小正月を過ぎるころまでには冬物のセールが大詰めになり、だんだんと次の季節の雰囲気になり始めます。
でもまだ寒いですよね。だけど春を感じたい。
そんな時期の今に売り出される服を梅春もの(うめはるもの)といいます。
2月には梅が咲きますよね。続いて桃。そして桜。
桜が咲いてからは本格的な春物になり、ゴールデンウィークに向けてどんどん薄手になって行きます。
梅春期は月に直すと1月15日あたりから2月下旬を指すことが多く遅くても3月10日くらいまで。(期間に幅があってハッキリしないのは、気温や天候によって売れ行きが大きく左右されるため。上手くさばききれるように春物を大々的に出すタイミングを調整します。)
そうなんです。梅春の時期は1年で最も短い季節。
春だって短いというのに、更にその間というとスキマの様に短いですよね。
さらに冬のセールでお買い物したひとや、暖かくなるまで買い控えようと思う人も多いので、お店側としても年間で最も利益を出すのが難しいと言われています。
梅春ものってどんなもの?
暖かさはそのままに地厚の生地でありつつ春を感じるような軽くて明るい綺麗な色、重ね着してももたつかないデザインのものなどが特徴的です。
ウールで暖かいけれど化繊を多く使うことで程よい光沢感がうまれ、軽やかな印象の素材感。色がブライトトーンで明るく春らしい♪
柔らかな優しいスモーキーカラーも。とろみありで動きを出しつつも地厚で暖かい生地。
重ね着しやすいデザインもみられます。
今から地厚買ってもね・・・と思うでしょ
あたたかさのある梅春もの。色が明るくて軽やかで綺麗なんです!
私が特におすすめしたいのは、パーナソルカラーでスプリングやサマーのひと。
秋物と冬物は深くて暗めの色が多いので、なかなか似合うような色が見つけられないですよね。だから結局ベージュや紺や明るめグレーばっかりになっちゃう・・・なんていうことはありませんでしたか?
だからこそ、この梅春は似合う色を探すチャンス!
そして、骨格タイプがストレートの甘党のかたにも特におすすめの時期です。
デザインで甘さを加えると、そうしても大味になる骨格タイプ ストレートと骨格タイプ ナチュラル。
きれいな暖色が多いから、色を甘くしてヘアメイクで全体の完成度を上げれば、やり過ぎない大人の甘さが出せますよ。
骨格タイプウエーブさんは、デザインの甘さを控えめにすると上品な雰囲気に。
ヘアスタイルを思い切って変えてしまうのもいいですね!
まずはクローゼットを開けてみよう!
この先の揺らぐ季節も安心の梅春もの。スキマ季節のお品数は、やっぱり多くはありません。同じサイズ展開でも、すぐに売り切れてしまう事もあります。
大収穫とはいかないかもしれませんが、とっておきに出逢えるかな?のワクワク感を味わいつつ、それぞれの楽しみ方で、新しい季節を楽しめますように。