梅が咲き始めました。
梅の春、目覚める季節ですね。
先日フルブラッシュアップコースをご受講いただいたNさんから、とても嬉しいメッセージをいただきましたのでご紹介します。
秋田県から千葉県まで、足を運んでくださいました。
このページの目次
今までの服選び
Nさんは体型が気になっていました。
ご自身では「股上からウエストまでが長い、肩幅がある」とお悩みです。
実際にはそんなことないのですけど、その気持ちすごくわかる。自分の体型って気になっちゃうものですよね。
Nさんはそれを隠すためか、お客さまカルテにある好きなファッションスタイル欄には「ダボっとした感じの」と書かれていました。
現状と、憂鬱なこと
好きなファッションスタイルと言いつつも、実はダボっとした服を愛して着ているわけではないNさん。
訳あって、服については何をどう選べばいいのか分からなくなってしまい、そういう服を着ることにするしか、他に方法が見つからなかったから。
Nさんは、肩が窮屈だったりパンツスタイルでモモが強調されるのが嫌で、ダボっとした服を選んでいました。手に取る服の色も、黒が多い。
そして、メイクをすると赤く痒くなったりかぶれてしまいがちで、怖くてメイクをほとんど出来ていなくて。
お母さんは、そんなNさんの選ぶものを見て良い顔をしません。
「似合わないね」「妊婦さんみたいだ」「暗い」と言われてしまいます。
そしてNさんに、お母さん好みの服を勝手に買ってきてしまいます。
その服は淡い色で、着ると体のラインが気になるし、デザインも「女の子すぎて」全く好みではないし、着たくない!
もちろんお母さんは、娘に嫌がらせをしていじめているのではありません。お母さんはお母さんで、娘が可愛くなるようにと思ってやっていることです。
お母さんにとっての可愛いは、甘さ多めのいかにも女の子な服。お母さんの世代的にそうなのかも知れません。
やめてほしいなら直接それをお母さんに言えばいいじゃないかと思うかも知れませんけど、そういうことって一緒に暮らしてるからこそ、結構難しい問題なんですよね。母娘って難しいのよ。
お母さんあるある、症状に自覚がないお節介という病。私の母もその持病あります。
そんなことを言っておきながら私もいつの間にかお母さんのお節介病に罹っていないか不安になってきますが、、、、そうなんですよ。私も母の娘であり、娘をもつ母であり両方の気持ちがよく分かるというか。
お母さんにしてみれば好意でやっていることだからはっきり言えないし伝わらなくてめちゃくちゃ困るけどそこは愛情がありがたいじゃないですか。突っぱねて傷つけるのは可哀想だし。
だからといって、お母さん的にも自分的にも何を着たら大丈夫、と言っていいか分からない。
もう、服自体が苦悩の元になってしまっている。それがNさんの現状でした。
服が選べない本当の理由
Nさんは要らないことに惑わされることなく、自由に自分らしく楽しんで綺麗になりたい。
お母さんは、悪気はなく娘のことを思っているのにちょっと空振りしてしまっているだけで、純粋に娘が素敵になるんだったら絶対応援したいし協力したいと思うはず。
表現の仕方が違うからすれ違ってしまっているけれど、向いている方向は同じなので、Nさんが綺麗になることを進んでやっていけば解決すると思うんです。
Nさんにお話して講座を開始しました。
講座が終わったら自分の素材が活きる綺麗になる方法が分かっているので、お母さんにはこちらから積極的に共有して、頼ってあげましょう。今まで通り応援してもらおう!
Nさんは、講座の最後に言っていました。
「講座受けながら、私はそういう母に対抗する気持ちでダボっとしたのを着ていたのかも知れない、と思いました。」
そうかも知れませんね。
自分の気持ちに気がつけて、すごいです。
良かったですね。
これからも仲良しな親子さんでいてくださいね!
Nさんなら、大丈夫です。
本当の理由を知る大切さ
あなたの服が選べない本当の理由はなんでしょう。
メイクが苦手な本当の理由はなんでしょう。
方法を知らないから。
それだけではないかも知れません。
自覚もなく知らずとも食と服(服の選びかたと着かた、それから食べ物の選びかたと食べかた)には、現在のアイデンティティーがしっかり顕れているものです。
アイデンティティーとは、「あることとあることが関連している」というよりも「同一である」という解釈の性質を表す言葉です。
顕れたものが自分の中の本当の自分と同一性があると、自信が持てて安心でき、幸福感をえられますが、隔たりがありすぎると違和感があって心地よさとはかけ離れていきます。
事情があってかけ離れている場合でも、それを自覚できていればいつかは機会が来て自分で対処していけますが、
アイデンティティーの在処が自分自身とずれていることに全く自覚がないなら、おしゃれの方法論を知ったところで解決には向かいにくいでしょう。
今あなたのアイデンティティーはどこにあるでしょうか。
堂々と「自分の中!」と答えられるように日々意識していきたいですね。
※アイデンティティーについて、ことばが解説されています。
(引用)三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
メッセージ
ゆき先生、こんばんはNです。昨日はお世話になりました。
まず、先生がメイクしてくださったあと、何も痒さも痛さも赤みも出ませんでした!!感動です!!!
メイクを数回やってそれが全て肌が荒れ、完璧にメイクを諦め遠ざけていたあの肌荒れの原因は、保湿が足りなかったための刺激や、過剰にゴシゴシしていたからなのだと改めて感じました…。
スプリングカラーのメイク道具を沢山検索して復習をしつつ、化粧の前の段階の保湿化粧品も見るようになりました。とても楽しいです。
体型に関してですが、ストレートという結果が出てきて正直びっくりしました。でも同時に、先生の説明を聞くうちに「あ!!それ私もある!!わかる!!違和感はそういうことだったのか!」ということが沢山ありまして(笑)たくさん大きい声を出してしまいすみませんでした…(笑)
先生の診断を受けてからモヤモヤが取れてスッキリした感じがします。勉強になるものばかりでこれからの生活がとても楽しみになってきました。
ゆっくりとですが変えていこうと思います。そして少しでも自分に「大丈夫」と言える女性に絶対なります。
お茶ごちそうさまでした、とても美味しかったです。
診断して頂きありがとうございました。